《風俗ガイド》真面目で信頼出来る風俗業者を選ぼうブログ:01月26日
ぼくのパパは膵臓ガンになってしまった。
もって6ヶ月とのこと…
「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、ぼくは全然実感がなかった。
ぼくは、パパが風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「身体が丈夫なだけが自慢だ」
とパパ自身も常々言っていた。
そんなパパがガンだなんて…
ぼくは母親が嫌いだけど、パパは大好きだ。
ぼくが高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
母親はつぶしがきかないと言って反対していたけど、
パパはやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。
ぼくにとって、パパは良き理解者だったのだ。
1日1日と、
日ごとにやつれていくパパを見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
ぼくはパパが楽しそうなところを撮影することに決めた。
バイト先のギャラリーが
二週間個展をさせてくれると言ってくれた。
ぼくは、大好きなパパの写真集をつくろうと決めた。
死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でもパパは「面白そうだな」と言ってくれた。
病室で呼吸器をつけられたパパを撮影した。
パパが営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎えるパパを写真に撮った。
パパが亡くなって、ぼくはパパの写真展を開いた。
ギャラリーに訪れたパパの常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、パパとの思い出を語ってくれた。
写真はぼくとパパとの共同作品になったと思う。
母親との関係も少しずつよくなってきている。
ぼくはパパの子供に生まれて、
本当に良かったと思う。