《風俗ガイド》真面目で信頼出来る風俗業者を選ぼうブログ:11月14日
あれはおいらが小学3年生の秋、
窓を閉めて寝る季節のことだった…
お母さんは晩9時から10時の間に自分の部屋にこもり、
「決して襖を開けてはいけない」と言った。
おいらはそれに従った。
だけど、それにしても、
一体、お母さんは何をしているのか?
なぜおいらは見てはいけないのか?
何か秘密でもあるの?…
そのうちだんだん妙な疑惑と不安がのしかかってきた。
もしかして、
お母さんは「鶴の恩返し」に出てくる鶴ではないか?
隠れて織物を織っているのではないか?
実は「雪女」で、襖を開けたら、
真っ白の風にくるまれ、消えていくのではないか?
おいらは、そんな化け物から生まれたのか?
怖いやん…めちゃ怖くて、泣きそうやん…
こんな秘密を持つなんて、
きっとお母さんはおいらが嫌いなんだ、
実の娘じゃないからだ。
おいらはなんてかわいそうな娘だ。
…泣きたくなって、襖を開けてしまった。
すると、お母さんはなんと腹筋トレーニングの真っ最中!
「こら、開けたらあかんて言うたやん」
もうすぐトレーニング会で、
お母さんは、競争に勝つために特訓中なのだった。
「あんたがおったら集中でけへんから、ひとりでやりたかったのに〜、
もうええわ。やめよっ!」
と、食卓に来てお茶を飲んだ。
そこで、べたべたとくっつく、
しけたしょうゆのあられを一つずつ5本の指先につけ、
指をなめずに食べた…
これ、お母さんとおいらのお気に入りの食べ方。
「いつものことやけど、こうして食べたら、おいしいなぁ〜」
と笑うお母さん。
で、おいらは5本の指を寄せて、
5つのおかきを同時にクチに入れるという技を極め、
お母さんの絶賛と大笑いを得たのだった。
こんなことで絶賛してくれるのは実の親以外あり得ない。
間違いなくおいらはお母さんの子供だ!
すごく嬉しくて、そして、涙がとてもしょっぱかった。